せどりと言えばAmazonが浸透していますが、せどり実践者の多くはモノレートを見て商品の仕入れを行っています。
モノレートって売れ行きや価格推移が見れるので便利ですよね?
ですがYahoo!ショッピングにはAmazonにおけるモノレートのようなツールが存在しません。
そのため、
- この商品って売れるの?
- 価格差ってあるのか?利益が取れるのか?
など、Yahoo!ショッピング販売において不安要素を持っている人も少なくありません。
そこで今回は、テキーラ王子がいつも実践している「せどり(転売)における商品選定の方法」について解説していきます。
Yahoo!ショッピングの商品選定方法
では早速ですが、Yahoo!ショッピングの商品選定方法について解説していきます。
Yahoo!ショッピングにおいて「商品が売れるか売れないか」を判断する大事な要素は
- 他店のカート取得人数
- 他店のレビュー獲得数
です。
そのため、これらの要素で判断していきます。
まずはレビュー数を見てみる
下記の商品はすべて同じ商品です。
Amazonと違い、Yahoo!ショッピングは「店舗ごとに商品ページが違い、お客さんからのレビューもページごとに分けられる」という特徴があります。
レビューを獲得している商品ページがいくつかあるのが分かると思います。
私がYahoo!ショッピングを運営してきての感覚ではありますが、レビュー獲得において「1つのレビュー獲得につき、おおよそ20~30人のお客さんに購入される」
という一つの目安を持っています。
つまり、レビューが5個ついていれば最低でも100人~150人のお客さんに購入されているということになります。
(もちろん、店舗ごとのレビュー獲得施策などによって実際の顧客数も変わってきます)
なので、「レビューがあればあるほど売れている」「レビューがまったく無いと売れるか分からない」といった具合になります。
カート獲得人数も大事な指標
Yahoo!ショッピングは「カート獲得人数」を見ることが可能です。
商品をカートに入れると
このようにカート獲得人数を見ることができます。
最安値付近の店舗の商品を5店舗前後は見るようにしましょう。
※価格が最安値からあまりにかけ離れている店舗は参考にならないので見なくて構いません。
これで大体、カート獲得人数がどの店舗も5人前後いるようなら「そこそこ売れる」、5店舗中2~3程度が10人以上いるようなら「結構売れる」など、感覚が分かってくるようになります。
(明確に何人いればどれぐらい売れる、というのは実際に販売してみないと何とも言えません)
ただ一つ言えることは、カート獲得人数がまったく入っていないと経験上は「売れない」ことがほとんどです。
モノレートと決定的に違うこと
上記の二つを見てもらえればわかると思いますが、Yahoo!ショッピングは「売れるか売れないか」は判断することができます。
ですが、「どれぐらいの期間でどれぐらい売れるのか」は把握することができません。
(有料の売れ行きを把握するツールなどを使っていれば話は別ですが…)
なので「売れる」と自身で判断し、実際に販売してみてから売れ行きを初めて把握できることになります。
ちょっとAmazonとは感覚が違ってきますが、これが参入障壁にもなります。
まとめ
簡単ではありますが、以上がYahoo!ショッピングでの売れ行きの把握になります。
- レビュー獲得数
- カート人数獲得数
を参考に、Yahoo!ショッピングを運営している人は商品選定を行ってみてください。