ヤフーショッピングが規約違反等でアカバンになった場合、Amazon同様に新しくアカウントを取得する方法や運用する方法があります。
しかし、新たに審査に出すことに関しては別名義のものを用意しないといけなかったり、なかなか難易度が高いです。
そこでこの記事では、「別名義アカウントの運用方法」について解説致します。
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ヤフーショッピングでは複数店舗が認められている
ヤフーショッピングではAmazonと違い、「同一名義での複数店舗」が認められています。
そのため一人で2ショップ、3ショップと増やすことが可能です。
しかし、「別名義なのに複数店舗を一人で運営」は認められていません。
実際に、一人で別名義のショップを複数店舗運営したことによるアカバン報告もあります。
Amazon同様に紐づきが行われている
ヤフーショッピングの販売アカウントでは、Amazon同様に「IPアドレス」や「住所」などで紐づきが行われています。
情報のサンプルが少なすぎて明確なことは言えないですが、恐らくIPアドレスが原因で紐づきバンがあったとの報告を数件受けています。
ヤフーショッピングは同一名義での複数店舗運営はOKですが、別名義での複数店舗運営はNGです。
もし「Aさん」の名義で運営しているショップがあった場合、「Bさん」の名義で運営を行うには、
- IPアドレス
- パソコン
- 住所
- 銀行口座
などなど、こういった情報はすべて紐づかないようにしなければいけません。
別名義で審査に出す場合
例えば親族や友人から名義を借りて審査に出す場合も注意しなければいけません。
自分が以前から運用しているヤフーショッピングアカウントがある場合、そのパソコンやIPアドレスからは審査に出すのはNGです。
また、当然ですがYahoo! IDなども同様です。
そのため、審査はリモートデスクトップで出すようにしましょう。
ヤフショの別名義アカウントの運用方法
さて、本題のヤフショの別名義アカウントの運用方法について解説致します。
別名義をリモートデスクトップで運用するのも一つの手ですが、リモートデスクトップは基本的に動作が遅いため、イライラしてしまったり効率的に運用ができないことも多いです。
そこで、「権限管理」という設定でメインアカウント運用やアカバンになってしまったパソコンやIPアドレスでも運用ができるようになります。
準備するもの
従業員登録を行う際に、
- 新たなYahoo ID
が必要になりますので準備しましょう。
権限管理設定
まずはリモートデスクトップで別名義アカウントにログインし、ビジネスマネージャーの「ツール管理メニュー」から「従業員新規登録」をクリックします。
下記のような画面になりますので、必要事項を記入していきます。
尚、住所や電話番号の記載は「アカバンになってしまった住所や電話番号」でも大丈夫です。
テキーラ王子はこれで運用ができています。
ツール権限、法人権限を共にチェックし、「確認」をクリックすれば完了です。
これで新たに用意したYahoo IDにて、別名義アカウントのヤフショアカウントにログインできるようになります。
詳しくはストアクリエイタープロでも手順を記載した資料がありますのでご参考ください。
別名義アカウントのIDでのログインはリモートで!
ここまで説明した方法で今まで通りメインアカウント運用で使用していたIPアドレス、パソコンで別名義アカウントのログインが可能になります。
しかし、別名義アカウントのIDでのログインは絶対にリモートデスクトップのみにするようにしてください。
ここさえしっかり守れば重複アカウントでのアカバンは避けることができます。
別名義アカウントを運用している方などに参考になれば幸いです。