年を重ねるごとにAmazonではアカウント閉鎖や停止事例が増えております。
特に最近では、
- 商標権の問題
- 真贋調査
などでアカウント停止になることが多いです。
これらはAmazonで販売している以上避けられないことですし、Twitterなどでも話題になっています。
Amazonアカウント停止が頻繁に起きてます(・。・;
Amazon規約が改定されて、Amazon限定商品を出すとアカウントが一発停止になる可能性があります!
まあ、私はUSAや欧州のアカントで停止復帰を何度も経験しておりますが、Amazon.JPもかなり厳しくなってます(^^ゞ pic.twitter.com/vcnCfY4K6R— 新✧脱サラおやじの挑戦!奮闘記✧ (@egirls747) September 22, 2017
- ヤバい、アカウントが閉鎖された!
- 売上が止まった!
- キャッシュフローがヤバい!
そうならないために、Amazon出品用アカウントを複数作成する方法や運用方法について解説します。
Contents
Amazon出品用アカウント作成の事前確認
まず、アカウント作成の際に必要になるものがあります。
こちらの記事で解説していますのでご確認をお願いします。
Amazon出品用アカウント複数作成時の注意点
注意点として他のAmazonアカウントで使用しているクレジットカードや電話番号、住所、ログインしているパソコンやWi-Fiをまったく別のものにしなければいけません。
普通ならここで心が折れるかもしれませんが、実は効率的に他で代替することができます。
それを今から説明させて頂きます。
クレジットカード
クレジットカードは「今まで自分が他のAmazonアカウントで使用したことが無いもの」を使用しましょう。
使用したことがないカードならば、あなた自身の名義のカードでも他人名義のカードでも構いません。
銀行口座
銀行口座もクレジットカードと同じく、今まで他のAmazonアカウントで使用したことがないものを使用しましょう。
ただし、Amazon出品用アカウント作成時には「銀行口座証明書」を提出する必要があります。
これは誰か一人、友人や知人などで協力者が必要です。
その方に銀行口座証明書を借りてAmazon出品用アカウントを作成しましょう。
尚、Amazon出品用アカウントが作成できれば、その後自身の銀行口座を売上入金先に変更すれば問題はありません。
また、クレジットカードと銀行口座の名義が一致している必要もありません。
住所
住所も他のAmazonアカウントで使用している住所以外のものを設定しましょう。
架空の住所でも構いませんし、友人や知人の住所を借りてもOKです。
ですがなるべく実在する住所のほうが何か問題が起きたときに対処しやすいです。
また、協力してもらう知人がいない場合は「レンタルオフィス」というものを利用すればOKです。
月額料金がかかりますがこういったサイトで借りることが可能です。
メールアドレス
メールアドレスも新しく作成しましょう。
Yahoo!メールやGmailなどのフリーアドレスで問題ありません。
電話番号
電話番号の取得方法は知っている人も多いと思いますが、「SMARTalk」というアプリを使えば、容易に取得できます。
SMARTalkは、初期登録料・月額基本料が無料のIP-Phone SMART公式通話アプリのコトです。
簡単に説明すると今、お使いのスマホにこのアプリを導入するコトで「050」から始まるIP電話番号が付与されます。
つまり「050-xxxx-xxxx)」の番号がお金がかからず取得できます。
iPhone の方はコチラからインストールできます。
アンドロイドの方はコチラ。
SMARTalkのメリットとデメリット
無料で取得できる反面、気になるのがメリットとデメリット。
一気に解説しちゃいます。
【メリット】
- 通話料が安い!(30 秒 8 円)
- SMARTalk アプリ間では通話料無料。
- 新規登録料・月額使用料が無料!
- 発信さえしなければ、実質無料!
(注意事項がありますので後ほどお伝えします)
【デメリット】
- フリーダイヤルや110、119などのかけられない番号がある。
- 音声通話用の回線ではなくデータ通信用の回線を使用しているので、回線が混み合うと通話品質が低下する。
デメリットに関してはそもそも、自身のスマホからフリーダイヤルなどにかければ良いし、回線に関しては通話はできなかったことはなかったのであまり気にならないかと思います。
◇注意事項
自身から電話をかけなければ
料金が発生することはない、SMARTalk。
しかし注意事項があります。
それは、連続して 12 ヶ月間利用料の請求がない場合サービスが契約解除になってしまうということ。
これを回避するのは1年のうちに1回だけ、050の番号から電話をかければ OK です。
ここさえ気をつければ使い続けることができますのでご安心ください。
これで簡単に電話番号が作れますので、ご用意ください。
運転免許証等の本人確認書類
2019年からAmazon出品用アカウント作成時に、本人確認書類が必要になりました。
運転免許証で構わないのですが、自身が1度でもAmazon出品用アカウントを作成したことがある場合、自分のものは使用できません。
そのため銀行口座証明書と同じように誰か協力者が必要です。
その方から本人確認書類も借りるようにしましょう。
Amazon出品用アカウントの運用方法
Amazonは「MACアドレス」と呼ばれる、「端末が持っている識別番号」で重複登録かどうかを判断しています。
つまり、1つのパソコンに対してアカウントは1つのみの運用でなければいけません。
1つのパソコンで2つのアカウントを運用することは原則不可能です。
そのため、新しいパソコンは絶対に購入しなければいけません。
本来の方法であればですが。
実は裏技があります。
IPアドレス(回線)、そしてMACアドレス(パソコン)はこちらの方法を使うことにより格安で運用することが可能です。
いわゆる「リモートデスクトップ」と言われるものになります。
簡単に言うと、「回線もパソコンも変えずに他のパソコンを操作できるような環境」を作ることができます。
これでアカウントを作成・運用しても紐づけられることはないので安心です。
以下からリモートデスクトップの契約方法を記載していきます。
お名前.comの申し込み方法
こちらからリモートデスクトップを契約することができます。
まずは会員登録をしてください。
会員登録後、マイページへログインしてから右側の「新規申し込み」をクリック。
移動したページの「すべてのサービスを見る」をクリック。
この赤枠内のデスクトップクラウドを契約してください。
プランがありますが、1GBか2GBのもので十分です。
※ただし、動きは遅いのであくまでアカウント運用にとどめておいてください。
デスクトップクラウドの使い方はこちらを参照してください。
これで通常のパソコンと同じように、Amazon出品用アカウントを複数運用することができます。
本来自分が使用していたメインアカウントと同じパソコンからリモートデスクトップを利用しても問題ありません。
Amazon出品用アカウントを複数作成・運用する手順のまとめ
Amazonで出品アカウントを複数作成する方法をまとめます。
- 屋号
- 名義
- 住所
- メールアドレス
- クレジットカード
- 電話番号
以上の準備は自分一人でできますので、特に問題ないかと思います。
名義は偽名でOK、住所は最低限レンタルオフィスでOK。
クレジットカードは自分名義の別のものを使えばOK。
屋号も新しく名付ければOKです。
従来までに問題だったのが
- 銀行取引明細書
- 回線
- パソコン
この3つです。
「銀行取引明細書」のみ、どうしても他人から力を借りなければいけません。
住所さえ違えば身内でも可能です。
ここはなんとしても用意しましょう。
「回線」と「パソコン」に関しては今回の記事で解説したように、「リモートデスクトップ」を利用すれば解決できます。
恐らくこの記事の情報はググってもなかなか出てこないかと思います。
なので複数アカウントを取得したい方、運用したい方は是非参考にしてください。
複数アカウント運用時の他の注意点はこちらの記事にもまとめていますのでご参考ください。