ヤフーショッピング販売におけるAmazonとの対比メリット・デメリットは?

せどりにおけるヤフーショッピング販売において、せどりの販路でメジャーなAmazonと比較したときにメリット・デメリットはたくさんあります。

 

テキーラ王子がここまでヤフーショッピング販売をオススメするのはメリットが多いからなんですが、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのか分からない人も多いはず。

 

そこで、ここではAmazonとの対比メリット・デメリットについてお話していきます!

Amazonとの対比メリット・デメリットが分かると戦略が分かるかもしれないね!

 

Amazonとの対比メリット

ヤフーショッピングはとにかくメリットが多いです!

メリットを下記に書き連ねていきます。

 

手数料が安い

ヤフーショッピングは手数料が6~8%ほどと手数料が非常に安いです。

お客様の決済方法などによって毎月の手数料が変動するのですが、安いときで6%ちょっと、多い時でも8%ちょっとの手数料が販売することが可能です。

 

これによって、例えばAmazonと同じ価格で販売したとしてもAmazonよりも利益が多くなります。

 

キャッシュフローが非常に良い

ヤフーショッピングの売上金の入金サイクルは複数あり、自身のお好みで決めることができます。

また、入金回数によって「オプション手数料」というものもかかってきます。

 

入金サイクル オプション手数料
月1回 無し
月2回 0.1%
月3回 0.2%
月6回 0.4%
月8回 0.6%

 

上記のような状態になります。

尚、月8回の0.6%を考慮した上で全体の手数料が7%前後に落ち着くのでオススメは付き8回の設定です。

 

最安値でなくても売れていく

Amazonだとカートを取得しないと商品はほぼ売れません。

(稀にカート取得していなくても売れることはありますが。)

 

そのカート取得を行うために、最低限の条件として「FBA最安値」にしないといけない場合がほとんどです。

その結果、価格競争が生まれ利益が減ったり赤字になるといった現象がAmazonではよく起こります。

 

しかしヤフーショッピングは最安値でなくても売れていきます。

実際にテキーラ王子も最安値で販売はあまり行っておらず、それでも問題なく商品は売れています。

そのおかげで価格競争にも巻き込まれることが少ないので安定した利益を出せています。

 

利益が減らないばかりか価格競争にもある程度対応することができるのはAmazonにはない魅力の一つです。

 

Amazonで売れない商品が売れる

Amazonではメーカー規制や商標警告などによって販売ができない商品が多数存在します。

ヤフーショッピングでも一部の商品は販売できなかったり、法律に反するような販売禁止商品(象牙や銃刀法違反になるようなもの)は販売できませんが、ほとんどの商品が販売可能です。

 

例えば下記のようなAirPodsはApple製品ですのでAmazonでは販売できませんが、ヤフーショッピングでは販売されています。

下記の商品はAmazonでは商標警告が来ますが、ヤフーショッピングでは販売可能です。

 

前者の商品は問屋で仕入れできることがありますし、後者の商品はフリマアプリで仕入れすることが可能です。

このように販売できない商品が販売できる、という点においてAmazonと比較すると仕入れ量が増えるので結果的に売上が上がります。

 

イベントが非常に多い

ヤフーショッピングではイベントが非常に多く、イベントに合わせてお客様が商品を購入することが多いため売上が上がりやすい日がたくさんあります。

 

毎月3回ある「5のつく日」は平常時に比べて売上が上がりやすいですし、ビッグイベントである「超PayPay祭」では普段の月商の3分の1~5分の1ほどの売上をたった1日で売り上げることも珍しくないです。

 

その他のイベントもたくさん行われており、以前と比べると売り上げが上がりやすい環境がたくさんあります。

 

規約が非常に緩い

ヤフーショッピングは規約が非常に緩いです。

 

Amazonでは真贋調査や商標警告、その他規約に関して段々と厳しくなってきています。

 

何かあればアカウント停止になることも珍しくないですし、真贋調査でアカウント停止・閉鎖になれば最悪の場合売上金の入金が凍結になることもあります。

 

しかしヤフーショッピングはそのようなことがなく、よほど下手なことをしない限りは基本的にアカウント停止になることはありません。

また、お客様からクレームが入った場合でも基本的にヤフーが介入することはなく、クレームによってストアパフォーマンスが落ちることもほぼないです。

 

月額・出店費用がかからない

ヤフーショッピングは月額・出店費用が無料です。

 

Amazonでは月額4900円かかります。

 

ヤフーショッピングは審査が必要で、その審査も年々難しくなってきています。

そのため、「とりあえずアカウントは作っておく」というだけでもやっておいた方が良いでしょう。

 

Amazonとの対比デメリット

上記でメリットをたくさん記載しましたが、Amazonと比較するとデメリットも存在します。

そのデメリットについて記載していきます。

 

Keepaのような売れ行き判断ツールがない

ヤフーショッピングにはKeepaのような可視化できる売れ行きを判断するツールがありません。

そのため売れ行きの判断に多少苦戦するかもしれませんが、「ある程度売れ行きを判断する方法」は存在します。

 

実際にテキーラ王子はその方法を使用して判断していますが、ほぼほぼ判断ミスをしたことはありません。

(多少ありますが。笑)

 

価格改定ツールがない

ヤフーショッピングには現状価格改定ツールがありません。

ただし、メリットの部分でお伝えしましたがヤフーショッピングは最安値でなくても売れていくので価格改定を行う必要性はあまりありません。

 

定期的に価格の見直しを行うぐらいなので手間もそんなにかからないため、この部分はデメリットとは言いづらいかもしれないです。

 

全体的な売上が少ない

ヤフーショッピングはAmazonと比べると全体的な売上が少ないです。

下記がECサイトの売上高ランキングの一覧です。

1位 楽天市場 約4.5兆円
2位 Amazon.co.jp 約3.2兆円
3位 ヤフーショッピング 約1.03兆円
4位 メルカリ 約0.62兆円

 

このような順位となっており、Amazonよりは売れづらい販路と言えます。

しかし商品を絞って仕入れ・販売を行えば充分売上を上げることが可能です。

 

また、年々ヤフーショッピングの売上は伸びており、コロナの影響でEC需要も伸びてきているので今後ますますヤフーショッピングの売上高は伸びていくと予想できます。

 

まとめ

他にもメリット・デメリットはあるかと思いますが以上がAmazonとの対比メリット・デメリットです。

メリットの方が多いことが分かるかと思います。

 

テキーラ王子も以前はAmazon販売一択でしたが、ヤフーショッピングを始めてからは売上比率が9:1とほぼヤフーショッピング販売となってしまいました。

それぐらいヤフーショッピングには魅力が詰まっています。

 

もちろん無理に勧めることもないですが、以前とは変わってせどりの常識が変わってきています。

Amazonのみの販路ではキツくなってきているのも事実ですので、ヤフーショッピングなどの販路を増やすことも検討してみても良いのかなと思います。