【電脳せどり】せどり・物販で融資が受けられる？融資について一から解説！

突然ですが、

「せどりでも融資は受けられる」

という事をご存知でしょうか？

せどりには「仕入れ資金」が必要です。

元手はある程度多いほうが

仕入れの幅も広がりますし、

利益も出しやすいです。

クレジットカードで

資金をやりくりするのもひとつの方法ですが、

余裕のない資金繰りではなかなか大変です。

そこで今回は

仕入れ資金を国から融資してもらう方法

を記事にしました。

Contents

1 【電脳せどり】融資とは？
2 【電脳せどり】融資をうけるメリットはあるのか？
3 【電脳せどり】実際の融資の受け方
4 【電脳せどり】創業計画書と企業概要書
- 4.1 創業計画書
- 4.2 企業概要書
5 【電脳せどり】実際の融資の面談
6 【電脳せどり】せどり・物販で融資が受けられる？融資について一から解説！まとめ
7 すぐにドラッグストアせどりを学びたいなら！

【電脳せどり】融資とは？

そもそもの話の

「融資って何？」というところからご説明します。

融資とは

資金を融通すること。お金を必要とする者に貸すこと

という意味です。

簡単に言うと「融資を受ける」というのは、

金融機関などから「お金を借りる」事です。

電脳せどり物販融資方法

融資を受けられる金融機関といえば、

・日本政策金融公庫
・銀行
・信用金庫

などがあります。

「せどりで本当に融資は受けられるの？」

と気にする方がいたりしますが、

せどりでも融資を受けることは十分可能です。

せどりはネットでの物販

つまり「小売業」なので、

きちんとした手順を踏めば問題ありません。

また、「副業でも、融資が通った」 という事例も

過去に多くあるようです。

【電脳せどり】融資をうけるメリットはあるのか？

手持ちの現金やカードで仕入れをしていくには、

やはり限界があります。

仕入れ資金を増やせる

というのはとても大きなメリットといえます。

仮に数百万の融資を受けられれば、

一気に仕入れの幅が広がりますね。

きちんと仕入れできれば、

売上と利益を確実に伸ばしていくことができます。

そしてもう一つのメリットが、

リスクへの備え

になるということです。

Amazon で販売をしている以上は

アカウント閉鎖のリスクはどうしても消せません。

もしもアカウントが閉鎖になってしまった場合、

入金が最大 90 日留保されます。

そして仕入れをカードでしていた場合、

「支払いが間に合わなくなり資金がショートする」

ということも考えられます。

しかし、そういう事態に備えて十分な現金があれば、

余裕を持って対応することが可能です。

【電脳せどり】実際の融資の受け方

この章では実際に融資を受けた経験から、

「融資の受け方」を説明していきます。

まず

「融資を申し込む前にやるべきこと」

がありますので、解説していきます。

古物商を取る

電脳せどり物販融資方法

せどりは小売業なので、

「古物商を持っていることが必要」です。

ちなみに、新品販売だけでも必要です。

今後せどりを行っていくうえで、

あったほうがいいです。

税理士をつける

融資を申し込む際は、

担当の税理士から繋げてもらった方が

有利になります。

確定申告時にも税理士さんがいれば、

スムーズにできます。

個人事業主になる、または法人化する

・開業届を出して個人事業主になる

・会社を設立する

個人でせどりをやっている方は

このどちらかをしておくと、

融資が通りやすくなります。

税理士さんに詳しい方法を相談しましょう。

自己資金の用意

自己資金とは「自分のお金」です。

電脳せどり物販融資方法

自己資金があれば

借りられる金額も多くなると言われています。

住宅ローンなどを組む場合なども、

一部は自己資金が必要な場合が多いです。

どこから融資を受けるか？

国金(日本政策金融公庫)は融資が通りやすく、

金利も安いのでおすすめです。

電脳せどり物販融資方法

融資の金利はどれくらい？

例えば450 万円借り入れたとして

金利 2.2％、5 年返済で計算すると、

金利の総額は、 99000 円となります。

月々の返済額は、 76650 円となり、

そのうち、月々の金利 1650 円が含まれます。

意外と、高い金額ではないですよね。

ここまである程度準備が整ったら、

税理士さんに融資の手続きを取ってもらいましょう。

融資申し込みの注意点

ここまで準備してきましたが、

融資は必ず通るものではありません。

せっかく準備するなら通したいですよね。

ネットで調べてみたところ

「融資を受けるためのチェックポイント」

というサイトがありました。

その中で「融資が通らない人の条件」を

見つけましたので、確認してみてください。

下記項目に当てはまる場合は

融資を申し込んでも残念ながら

審査に落ちてしまう可能性があります。

【１】過去数年の間にクレジットカードで支払いの遅れや踏み倒しがある

【２】税金の未納や滞納がある

【３】過去6か月以内に水光熱費・家賃に支払い遅れがあった

【４】消費者金融などからの借金がある

【５】過去に自己破産や債務整理などをしたことがある

この条件に当てはまる場合は、

審査に落ちてしまうかもしれませんので

想定しておいたほうが無難です。

融資の申し込みに必要な書類

この章では必要書類についてまとめていきます。

電脳せどり物販融資方法

融資の申し込みのために、

必要書類を税理士さんに確認しました。

ぜひ参考にしてみてください。

【１】運転免許証やパスポートなどの身分証

【２】部屋の賃貸契約書（賃貸契約の場合は必要）

【３】過去半年分印字されている銀行の通帳

※個人の通帳と法人の通帳が必要です。

印字に抜けがあった場合は、銀行に連絡して印字してもらいましょう。

【４】過去半年の家賃の支払いの明細（引き落としの場合は通帳で確認可能）

【５】過去半年分の公共料金(水光熱費)の支払いの領収書（引き落としの場合は通帳で確認可能）

【６】借金がある場合は、毎月の支払の明細と残りの金額がわかる書類

【７】確定申告関連の書類

※今年の確定申告書・収支内訳書・所得税の支払いの領収書

【 8 】過去一年分の毎月の売上の明細

※せどりをしている方であれば

Amazon

ヤフオク

メルカリ

などの収入が考えられますが、

Amazon は毎月の売上の画面を印刷し、

メルカリとヤフオクは

月ごとの売上画面は出せないので、

販売した商品の一覧の画面を印刷し、提出しました。

もしくはエクセルなどで

まとめて出しても良いようです。

【９】今後の売上の見通しがわかる資料

今後の売上予測のリストなどを作成できれば良いかと思います。

「あれば」で大丈夫だそうです。

【10】登記簿謄本（会社を設立している場合）

【電脳せどり】創業計画書と企業概要書

融資をうけるためには「創業計画書」と

「企業概要書」という書類を

作成することが必要になります。

これは、国金のホームページからダウンロードできます。

電脳せどり物販融資方法

創業計画書

では、創業計画書についてご説明していきます。

・創業の動機
・経営者の略歴等
・取扱商品・サービス
・取引先・取引関係等
・従業員の有無
・借入の状況
・必要な資金と調達方法
・事業の見通し

この項目を記入していきます。

創業の動機

「3年前から開業したいと考えていて・・・」

という感じで

前向きに具体的に数字などを入れて、

自分の熱意や意思を伝えるように書くといいようです。

経営者の略歴など

学歴、職歴、持っている資格を書きます。

取扱商品・サービス

主な取り扱い商品などを 3 つと、売上シェアを記入します。

せどりで主に販売している商品で大丈夫です。

「セールスポイント」には自社(自分)の強みなどを書きます。

取引先・取引関係など

〇販売先

せどりの場合、販売するのは

「個人のお客様」がメインになるのでそれを記入します。

〇仕入先

卸(ネット卸など)の名前を記入します。

〇外注先

リサーチや納品などを外注している会社などがあれば記入します。

〇人件費の支払

人件費の支払いをしていれば記入します。

従業員の有無

従業員を雇っている場合は記入します。

借入の状況

借り入れがある場合は記入します。

必要な資金と調達方法について

〇必要な資金・設備資金

融資が通った場合、備品を購入したり、事務所を借りる予定があれば記入します。

〇必要な資金・運転資金

融資が通った場合、仕入れ金額をどれくらい増やすかなどを書きましょう。

〇調達の方法

自己資金の金額と、融資で借りたい希望金額を記入します。

以上の金額をすべて合計して記入することで

「これだけ必要なので、これだけ足りない分を借りたい」

という申し込みの根拠になります。

事業の見通し

現在と、軌道に乗った後の

・見込みの売上

・仕入れ値や経費

・売上の根拠

などを記入し、創業計画書が完成です。

企業概要書

続いて企業概要書を書いていきます。

企業概要書には以下の項目を記入していきます。

・企業の沿革・経営者の略歴等
・従業員
・関連企業
・お借り入れの状況
・取扱商品・サービス
・取引先・取引関係等

こちらも説明していきます。

企業の沿革・経営者の略歴等

企業の沿革には、

個人でせどりを始めた時期や、

今までの実績などを書きます。

従業員・関連企業・お借り入れの状況

これらについては、

創業計画書と同じように記入していきます。

取扱商品・サービス

こちらも創業計画書と同じように

取り扱っている商品を記入しますが、

そのほかに

セールスポイント（自身や会社のウリ、強みなど）
販売ターゲット・販売戦略
競合や市場などの状況
悩みなど(あれば)

記入していきます。

取引先・取引関係など

こちらも創業計画書の「取引先・取引関係など」と同じです。

以上で企業概要書が完成です。

ネットで検索するとさらに詳しく載っていますので、

足りない部分は調べてみてくださいね。

記入したら税理士にチェックしてもらい、

修正する箇所がないか確認します。

【電脳せどり】実際の融資の面談

この章では、

融資申し込みの面談を受けた際の内容

について書いていきます。

面談には税理士に同行してもらい、

国金の担当者と話しました。

時間は一時間ほどで、

書類を見ながら担当者からの質問にこたえていきました。

税理士さんがフォローしてくれたので、

落ち着いて答えることができました。

では実際担当者から質問されたことをかいていきます。

Q：扱っている商品の種類と数について

A：Amazon で販売しているということと

「主に扱っている商品」と、

「扱っているブランドの数」などを話しました。

Q：仕入れ先について

A：卸業者から仕入れていることなどを話しました。

Q：外注先について

A：今後外注する予定があったので、

その仕事内容について答えました。

Q：売上の入金について

A：主な収入源のAmazon とヤフオクと

メルカリの入金の仕組みについて説明しました。

Q：今年の売上目標について

A：昨年の年商＋20パーセントを目標にして答えました。

Q：融資の希望金額について

A：今回の融資額がなぜ必要かを説明しました。

具体的には、

「目標の数字を達成するためには

あと○○万売り上げる必要があるので、

月にすると、毎月今よりプラス○○円売り上げたい。」

「○○円売り上げるためには仕入れ資金が○○円必要なので・・・」

という具合に、

「今より幾ら売り上げをアップしたいか」をもとに

計算して答えていきました。

Q：古物商について

A：古物商の許可証を見せ、

せどりでは「新品販売でも古物商は必要」という事も話しました。

「中古は扱いますか？」 なども質問されました。

Q：情報発信について

A：せどりをしている方は情報発信者も多いと思いますが、

それも収入源に記入する場合は、

・どういう商品を売るのか
・商品の価格
・集客の仕組み

など説明する準備をしておけばいいです。

Q：借り入れについて

A：現状の話、

・過去に借り入れた金額や理由
・毎月いくら返済しているか

などを答えました。

Q：家賃や公共料金の支払いについて

A：過去半年分の通帳を見せ、

支払いしていることを確認されました。

Q：過去の職歴について

A：職歴や、会社についてひとつひとつ聞かれました。

Q：結婚しているか

A：未婚か、既婚か、離婚歴も確認されました。

離婚歴がある方は、慰謝料や養育費なども

確認されるかもしれません。

Q：売上について

A：過去２か月分のAmazonの

売上画面などを見せました。

在庫金額や、売り上げが落ちている

月の理由などを聞かれました。

「この月は情報発信に力を入れていた為、

売り上げが落ちてしまった」 と答えました。

Q：確定申告について

A：今回の確定申告についていくつか質問されました。

収支内訳書の関連する項目があり、

Amazon の手数料なども聞かれました。

また、会社勤めの方は昨年の給与なども確認されます。

Q：掛け金について

A：以下の通り、

・Amazonやヤフオクやメルカリの次の入金日と金額

・アフィリエイトセンターの次の入金日と金額

・次に支払うクレジットカードの金額

などを聞かれました。

Q：個人口座について

A：私は個人口座からもせどりの入金や

経費の支払いなどもしていたため、

詳しく説明しました。

「今後は事業用の口座にまとめていく予定」と伝えました。

Q：副業を始めたきっかけについて

A：副業は誰かに誘われて始めたのか？

なども聞かれました。

Q：融資の減額について

A：最後に、

「もし希望額が融資できなかった場合、

減額しても問題ないか？」

を確認されました。

以上が面談の内容です。